ホームページを作ったんだけど、検索しても出てこない!
ホームページが検索で出てくるようにしたいんだけど、できることはあるのかな?
こんな疑問にお答えしています!
せっかく時間もお金もかけて作ったホームページが、検索しても出てこないと困りますよね。
ホームページが検索しても出てこないのには、いくつか理由があります。この記事ではWeb制作者ではない専門知識のない方に向けて、ホームページが検索しても出てこない原因と対策について解説をしていきます。
ざっくりと検索の仕組みを知って、今すぐできることから順番に対処をしていきましょう!
ホームページが検索に出てこない9つの原因とは?
1.Googleに認識されていない
まず、ホームページがGoogleに認識されていないと、どんな言葉で検索しようとも、検索結果に表示されません。この「Googleに認識される」ということを「インデックス」と呼びます。ホームページは公開されたらすぐにWeb上に表示されると思いがちですが、実はそうではなく、インデックスをされて初めてWeb上に公開されるのです。
ホームページが検索に出てこない!というときはこの「インデックスされていない」ケースが非常に多いです。
どうしたらインデックスしてもらえるの?
Googleにあなたのサイトを知ってもらうためには、Googleサーチコンソールという分析ツールを使うといいですよ!
Googleサーチコンソールは無料で使える分析ツールです。GoogleサーチコンソールでサイトのURLを検査し、インデックス登録をリクエストすることができます。
2.設定が違っている
ホームページの設定に問題がある場合も、検索結果に表示されません。
ここでいう「設定」とは、例えばGoogleのクローラー(サイトを巡回するプログラム)がサイトを見に来るのを意図的にブロックしてしまっている場合や、noindexタグ(インデックスさせないようにする指示)が設定されている場合です。クローラーがくるのをブロックしてしまうと、インデックス登録ができないので、検索結果に表示されなくなってしまいます。
これらの設定を確認し、修正することで、クローラーがサイトを正しく巡回できるようになります。
3.Googleのペナルティを受けてしまっている
ホームページがGoogleのガイドラインに違反している場合、ペナルティを受けて検索結果に表示されなくなることがあります。
Googleのガイドラインに基づくペナルティの対象となる項目はたくさんありますが、例えばこんな内容です。
- 自動生成された低品質なコンテンツ
- コピーコンテンツや盗用コンテンツ
- 不自然なキーワードが繰り返し使われている
- 隠しテキストや隠しリンク
- 不自然なリンクの増加
- 虚偽情報の提供
ペナルティを受けているかどうかは、Googleサーチコンソールで確認できるので、問題があれば修正しましょう。
読者のためになる高品質なページを作ることが大切です!
4.タイトルと要約を適切に設定していない
タイトル(タイトルタグ)と要約(メタディスクリプション)をわかりやすく設定していないと、検索エンジンがホームページの内容を正しく理解できず、検索結果に表示されません。
タイトルタグとは、検索結果に表示される記事のタイトルのことです。記事の内容をわかりやすく30字程度でまとめることで、検索エンジンにも読者にもどんな内容の記事なのか伝えることができます。
メタディスクリプションも検索結果に表示されます。メタディスクリプションは記事の内容を要約したもので、120字程度でまとめます。
検索エンジンはタイトルタグとメタディスクリプションの内容も、検索結果に表示するかどうかの判断材料にしているので、とくにメタディスクリプションを設定されていない方は設定するようにしましょう。
5.サイトマップが登録されていない
サイトマップとは、ウェブサイト上のすべてのページや重要なコンテンツのリストをまとめたウェブサイトの地図のようなものです。
サイトマップがないと、Googleがサイトの全ページを効率的に見つけることが難しくなります。サイトマップを作成し、Googleサーチコンソールに送信することで、Googleにサイトの構造を伝えることができます。
6.コンテンツの品質が低い
検索エンジンは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを評価します。オリジナルで役立つ情報を提供し、定期的に更新することで、検索エンジンからの評価を高めることができます。
7.内部リンクが少ない
内部リンクとは、ウェブサイト内の異なるページ同士をつなぐリンクのことです。
「詳しくはこの記事で解説しています」っていう感じで、別の記事を載せているのを見たことがあるよ!
内部リンクが少ないと、検索エンジンがサイトの構造を理解しにくくなります。内部リンクを強化し、ページ同士をつなげることで、サイト全体の評価が上がります。
今ある記事の中で関連する内容などがあれば、内部リンクを設定して検索エンジンや読者がサイト内を回遊できるようにしましょう。
8.サーバーエラーやアクセス制限
サーバーの設定やエラーが原因で、クローラーがサイトにアクセスできない場合もあります。サーバーの設定を確認し、エラーがないか確認しましょう。
9.新規サイトや変更後の反映待ち
新しく公開したサイトや大幅に変更したサイトは、インデックス登録までに時間がかかることがあります。少し待ってから再度確認するか、Googleサーチコンソールでインデックス登録をリクエストします。
ホームページが検索で出てこないときに、今すぐやるべき対策とは?
9つの原因でも触れたように、ホームページが検索で出てこないとき、今すぐできる対策とWebの知識が必要な対策とがあります。
Web初心者の方でも今すぐできる対策をお伝えするので、ぜひ試してみてください。
1.Googleサーチコンソールでインデックスをリクエストする
ホームページが検索で出てこない原因として多いのが、「インデックスされていない」というもの。まずはGoogleサーチコンソールに登録をして、インデックス登録をこちらからリクエストしましょう。
サイトマップの登録
サイトマップが生成できるのであれば、Googleサーチコンソールでサイトマップを登録しておきましょう。
2.タイトルとディスクリプションを設定する
タイトルはほとんどの方が設定されていると思いますが、ディスクリプションの記入漏れをされている方が多いです。どんなことが書いてある記事(サイト)なのかを120字程度で要約しましょう。そのとき、不自然にならない程度に検索キーワードも盛り込んで書くことをおすすめします。
3.内部リンクを設定する
新しく公開した記事がなかなか検索で出てこないというときは、別の関連する記事に内部リンクとして載せられないかを検討してみましょう。今すでにアクセスのある別記事に内部リンクとして載せることで、検索エンジンのクローラーが新しい記事を発見できる可能性が高くなります。
その他の対策はWeb制作会社か専門家に相談しましょう
Googleのクローラー(サイトを巡回するプログラム)がサイトを見に来るのを意図的にブロックしてしまっていないか、noindexタグ(インデックスさせないようにする指示)が設定されていないかについては少し専門的な知識が必要なので、ホームページを作成したWeb制作会社か、Webコンサルタントなどの専門家に相談をしてみてください。
【まとめ】まずはインデックスされているかの確認から始めよう
- Googleに認識されていない
- 設定が違っている
- Googleのペナルティを受けてしまっている
- タイトルと要約を適切に設定していない
- サイトマップが登録されていない
- コンテンツの品質が低い
- 内部リンクが少ない
- サーバーエラーやアクセス制限
- 新規サイトや変更後の反映待ち
「検索してもホームページが出てこない」というときは、この中でも特にインデックスされていないことが多いです。
インデックスされているかどうかは、Googleサーチコンソール最上部の検索窓にURLを入力して確認するか、「site:URL」で入力して出てくるか確認をしてみてください。
公開して間もないサイトや記事は、Googleのクローラー(サイトを巡回するプログラム)が巡回するまでに時間がかかるので、Googleサーチコンソールでこちらからインデックスをリクエストして、しばらく待ってみましょう。